概要

PHPのフレームワークLaravelを使用してCRUDを実装してみました。Laravelを使うにはPHPとComposerのインストールが必要です。
今回使用した環境とバージョン
windows10
php v8.0.10
Composer v2.3.10
laravel v9.23.0
ターミナルはPowerShellを使用しています。
プロジェクトファイル作成
Composerを使用してプロジェクトの作成をターミナルで行います。プロジェクト名はcrudとしました。
作成したプロジェクトへ移動します。
データベースの作成と設定
データベースは手軽に利用できるsqliteを使用しました。databaseディレクトリにdatabase.sqliteファイルを作成します。
.envファイルを開きDB_CONNECTIONをsqliteに変更をして、その他のデータベース設定は削除するかコメントアウトします。
Migration作成
ターミナルにコマンドを打ちMigrationファイルを作成します。
database/migrationsディレクトリに[作成日時]_create_products_table.phpが生成されます。ファイルにコードを追加します。
次のコマンドでMigrationを実行します。
ControllerとModelを作成
次のコマンドでControllerとModelを作成をします。resourceオプションを指定するとCRUDに使うアクションが自動的に用意されます。modelオプションを指定してModelファイルも一緒に作成しています。
app/Http/ControllersにProductController.phpが作成されるのでコードを追記します。
app/ModelsにProduct.phpが作成されるのでコードを追記します。
Routeの設定
routes/web.phpを開きルートを追加します。
Bladeファイル作成
Resources/Viewsの中にproductsディレクトリを作成し、その中にBladeファイルを作成します。
- layout.blade.php
- index.blade.php
- create.blade.php
- edit.blade.php
- show.blade.php
resources/views/products/layout.blade.php
index.blade.php
create.blade.php
edit.blade.php
show.blade.php
アプリを実行する
ターミナルにartisanコマンドを入力して開発サーバーを起動させます。
ブラウザで次のURLにアクセスするとアプリが実行されます。
次回の記事でLAMP環境へデプロイします。
ソースコードはGitHubにあります。
最後までお読みいただきありがとうございました。